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2年生最後の参観日ー外国にルーツを持つ子どもを持って

先週、海知2年生最後の参観日に行ってきました。

授業は、総合の1つで、今2年生全体で取り組んでいる
郵便局、その日は切手のことについてみんなで
発表しあっていました。
3クラスある教室の前には、それぞれポストがいっぱい
並んでいます。
海知のクラスの前には、4つ、赤いのあり、黄色いのあり、緑色あり。
他のクラスは全部赤1色なのに、、、と思っていると
外国のポストも作ったんだとか。

毎日の宿題に?(はてな)日記というのがあって
疑問に思ったことを調べていく、という調べ学習があるのですが
以前「ポストの色」について海知が調べていました。
最後に、パパのいる中国は緑色で、(中国でとった写真を貼って)
アメリカは青色で、フランスは黄色で、、、と書いていったところ
それを取り上げてもらい
海知のグループのみんなが「このグループは、海知くんがいるから
中国の緑色にしよう」となったそうです。

さて授業です。
国内の封書やハガキの郵送料をそれぞれ調べた後
先生が「じゃあ、海外に送ったらいくらだろう?」と問いかけ
みんなで予想しあっていました。
「1000円!」
「2500円!」と子供たちの声がオークションみたいに飛ぶ中を
誰かが「外国のことは、海ちゃんに聞こう!海ちゃん、いくら?」と
大声で言いました。
「中国に手紙送ったらいくら?」と聞かれ
「送ったことない」と海知。
よく考えたら、中国に親戚やパパがいるとはいえ、海知あてにお手紙をもらったことが
ないのです!切手もみたことがない?!うーん、残念。

メキシコ人のパパを持つ男の子が「前に送ったとき、切手はってへんと思う」なんて
言い出して、みんなでわいわい、とってもいい雰囲気です。

海知の担任の先生。
昨年まで上海の日本人学校にいたそうで、折にふれ中国のことを話してくれます。
海知も「今度の先生は、上海から来た!」と帰ってきた2年生初日。
先生と中国のことを話そうと、?日記に「老師、早上好(先生おはよう)」と書いたりしています。
ちゃんと先生から、中国語でお返事がきます。

海知の?日記が18冊目を超えたとき、みんなの前で
「海知くん、18って中国語でなんて言うの?」と言われ
答えた海知がクラスのみんなに拍手をもらう、ということもありました。
英語はみんな勉強しているから聞きなれているけど、中国語の音は
新鮮だったのでしょう。

中国にルーツを持つという背景を
エンパワーしてもらっています。
これは本当に私には嬉しい(月並みだなあ、もっと別の言葉ないかなあ、
語彙が乏しい私)
アイデンティティは言語に相関する、と言いますが、海知はしゃべれないけど
このような小さな出来事を経て少しずつ「中国にルーツを持つ自分」を
肯定的に受け止めようとしています。

日本の小学校で、「外国にルーツを持つ」ということは、まして「中国にルーツを持つ」という
ことは、不利になることはあっても、有利になることはないし
それで泣く親子をたくさんたくさん見てきました。
北朝鮮との関係が悪化すれば通学電車でチマチョゴリが切られるように
「毒ギョーザ事件」があれば、中国=毒という図式が簡単に出来上がり
それは弱者に向けられてしまう、
子ども同士は、悪意がなくてもことばはナイフ以上に残酷です。


海知は、たまたま上海に縁があった先生と
クラスのみんなにエンパワーされて、
また学校の中に、中国やメキシコ、アメリカやイギリス、韓国
多様な文化背景を持つ子どもがたくさんいるその雰囲気に
サポートされて、肯定的に「中国にルーツを持つ自分」を
受け止めている、それを参観日に言葉ではなく、雰囲気でしっかり感じて
本当にうれしかったです。

19日で2年生が終わります。
心も体もぐーんんんと大きくなった1年でした。
3年生が待っています。



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コメント 6

とも

cocoa051さんおひさしぶりです。nice&コメントをいただき、ありがとうございます。「他民族学」cocoa051さんがおっしゃるからこそ、いい言葉ですね。エスニシティ以外に、日本の学校制度の問題「一斉同化主義」も壁でしょうか。子供には強く生きてほしい、と思いながらいろいろ心配する母です。
by とも (2008-03-14 13:19) 

cocoa051

とてもいいお話ですね。
おっしゃるとおり、日本は残念ながらちょっと偏狭なナショナリズムが生きてますね。「多民族学」が必要な時代なのにね。
重要なところが間違っていました。失礼しました。

by cocoa051 (2008-03-14 13:33) 

いりな

中国語…これからの時代、英語と同じくらい、あるいはそれ以上に必要になってきますよね。
娘の友人のお母さんが中国の方でその娘さんは中国語、日本語、英語を話しています。まだ1年生なのに…。
しかもお母さんのご実家が上海なのですよ。

日本だけでなく、自然に海外に目を向けられることって、素晴らしいですよね。
海知くん、凄いです!
by いりな (2008-03-15 16:00) 

ぱん母

こんにちは! ごぶさたしています。
楽しそうな授業ですね~
海知くん、いつも良い先生に恵まれていますね^^)

今のような中国への逆風が続くようだと、日本の学校へ通わせることに
不安をかんじてしまいます。
でも、それは中国に行っても同じことですもんね、小学校まであと一年
私が腹をくくる準備をしなくては!なんて大げさですね^^)
そして娘も海知くんのように
明るく元気に育ってくれるといいなぁ・・ といつも思っています。

by ぱん母 (2008-03-15 22:59) 

とも

いりなさん、こんにちは。
娘さんのご友人のお母さん、すごいですね。まいった!子供に
英語、中国語、日本語???どうやったらできるの~?
また伝授してもらいたいです(笑)
by とも (2008-03-16 17:37) 

とも

ぱん母さん、お久しぶりです。娘さんもずいぶん大きくなられたでしょうねえ。あと1年で小学校ですか、、、。確かに中国は日本人にとっては、うーん何なんでしょう?不安定な揺らぎのようなものを私は感じます。私こそがでーんと構えていないといけないんでしょうけどね。何なんでしょうね、この不安定さは。ぱん母さんはそんなこと考えませんか?(中国が悪いという意味ではないです)
by とも (2008-03-16 17:39) 

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